ウッドデッキを敷く |庭をつくる!

2012-05-20更新
  • ウッドデッキを敷く
  • 勇気ある撤退
  • 意外と頭を使う
  • 大丈夫かな…
  • 現実は甘くない

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ウッドデッキを敷く
そうこうするうち、チラシが入ってきた。「ウッドデッキパネル七百八十円九百八十円」。「Jマート」とは別の園芸用品店である。(なるほど、こういうふうになっているのか)チラシの図を眺めた。正方形のミニ賛の子のようなものだ。サイズは、三十センチ角のと四十五センチ角のと二つ。組み合わせて敷き詰めるらしい。(うちのポーチは、何センチあるのだろう)得意の巻き尺を出して測る。二百六×二百十センチか。三十センチ×七だと、ちょうど整数倍になる。が、一辺に七枚ということは、七×七=四十九枚並べねばならず、平面がかなり細分割される。パネルというよりモザイクだ。費用の点でも、七百八十円×四十九となり、賢い選択とは言えない。タイル部がちょっとはみ出るが、百八十×百八十センチに敷くとし、四十五センチ角のを四×四=十六枚というのが、妥当だろう。チラシの店は、中央線の北、西武新宿線をまたぎ越し、西武池袋線に近いところにあるようだ。が、結果として骨折り損のくたびれ儲けに終わった。チラシの品は、あることはあった。が、使ってある板が、ミカン箱ほどの薄さしかなく、いかにも頼りない。椅子なんか置いた日には、脚の角でばりんと割ってしまいそうだ。その板を井桁に組み、裏から同じような板を打ちつけただけのもの。とても台座の用をなさない。どう見ても、粗悪品なのだ。
耐久性は保証できない
売り場にマジック書きした貼り紙で、「必ずオイルを塗って下さい」ときつく言い渡しているのも、気になった。「オイルなしでは耐久性は保証できない」と公言するようなものではないか。ここまではるばる電車とバスを乗り継いで来た道のりを思うと、買わずに帰るのも悔理無しいが、、(そうだ、登山隊だって頂上を目前にしながら勇気ある撤退をするではないか)と自分を励まし、元来たルートを引き返してきた。日を改めて「Jマート」へ。こちらは、この前の店とは反対に中央線の南側。京王線に近い方になる。あとでカタギリ夫人に「行ったよ」と報告したら、「えっ、車もないのにどうやって?」と驚かれた。近くの駅からもバスが出ているらしいが、時刻表が遠目にはただ白いとしか見えないほど、本数が少ない。が、歩きに歩いて着いた先では、規模の大きさに度肝を抜かれた。室内競技場のようなだだっ広いフロアーに、スーパーにあるカートの五倍はありそうなカートを押した人々が行き交う。レンガ、石、板、角材といった園芸資材、池にするものとおぼしきプラスチックの巨大な容器、鉢、土、肥料、植木までも売っている。インテリアに対するエクステリアショップとでも言うのか、インテリアショップとは、また別の世界に足を踏み入れたようだった。店内にしつらえられた人工池では、ぽこぽこと噴水がわいて、「自然」とか「環境」といった雰囲気を盛り上げるためか、鳥の声を模した音が、スピーカーから流れ続けている。

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